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ヴィオラって?


ヴィオラはヴァイオリンよりやや大きいサイズで音域は完全5度低い中音域を担当する楽器です。
ボディサイズ全長355mmが標準とされるヴァイオリンに比べ、ヴィオラにはこれが標準とされる決まったサイズがありません、一般には大きければ大きい程ヴィオラらしい音色とされますが、大きすぎて演奏が困難、長時間の演奏に耐えられないなどの理由で演奏家達は最終的に自分の体に合った適正サイズの中で出来るだけ大きい作品を選択する事となります。

サイズは約385mmから430mm。大きさに規定はありませんので、これよりも小さなサイズの作品もありますがヴィオラ音域でボディが385mm以下だと十分に共鳴する事はできずヴァイオリンに近い浅く単純な音色に、また430mm以上であれば深みのある渋い複雑な音色を得られたとしても演奏が困難になります。よって標準という規定はないものの全長410mm前後が一般的なサイズといえます。

18世紀頃、ヴィオラはまだ独奏楽器として活躍する機会は少なかったのですが19世紀に入りヴァイオリンと同じく、ネックの角度や指板の長さ、そして駒や魂柱の幅や太さなど楽器に様々な改良が加えられ、その音量は驚くほどに増大され20世紀に入りヴィオリストのLionel Tertis (ライオネル・ターティス)、Paul Hindemith(パウル・ヒンデミット)、William Primrose(ウィリアム・プリムローズ)らの活躍により「無伴奏ヴィオラのためのソナタ」など数多くのヴィオラ曲が作られヴァイオリン・チェロと同じくソロ楽器としても活躍するようになりました。

しかし元々オーケストラやクァルテットでは高音域のヴァイオリンと低音域のチェロとを繋ぐ大切な役割があります、繋ぐと言うより支えると言っても過言ではない程その働きは地味であっても重要です。
ヴァイオリンをオクターブで支え音楽に幅を持たせたかと思えば、その直後にはチェロをユニゾンでバックアップし曲に深さと艶を与え、次の瞬間にはソロで主旋律を演奏している。

ヴィオリストとは本当にハードな仕事です。普通に聴いていると気づかないかもしれないけれど注意深く聴いてみて下さい、ヴィオラは曲中であちこちと忙しく動き回り、ある時はヴァイオリンに寄り添いそしてある時はチェロを元気づけ常に曲をフォローし続けております。

地味だけれどオーケストラや室内楽ではヴィオラ次第でその演奏はグッと魅力的にも無味乾燥なものにもなってしまうほど影響力は決定的です、まさに縁の下の力持ち!



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